世銀への挑戦―落ちこぼれが人生をかけてー

自然災害の脆弱性と発展途上国の貧困に関して研究する国立大学院生(24)が主としてどのような日々を過ごしているかをまとめたブログ

「本物を知らなければ価値は生み出せないと思う本当の理由」vol.3

 好評かどうかは定かではありませんが、本稿もはやくも3項目。

 おはこんばんちは。

 

 最近私がはまっていることがあります。それはなにか?。それは、同期とLINEかなんかで電話することです。まぁ、早い話お互いの近況報告ですよね。

 「げんきー?最近どういう仕事してるの?」とか聞くと多種多様で実に面白いです。自分の周りは、院に行かずに就活した同期の比率の方が圧倒的に高いので実に様々な話を聞けます。

 例を挙げると、警察官の同期のやりがい、または地方公務員とやりがい、はたまたJA職員、銀行員等々。実に様々でめちゃくちゃおもしろいです。

 しかし、みんなに言われることがあります。それは、単純に「院で何してるの?研究テーマは?」等々。そのたび、私は院では留学生のお手伝いや、自分の研究してるよ」と答えてます。学部時代と自分は少し専門性を変えたので、人によっては、「なぜ、それを選んだのか」等々、大変興味深く聞いてくれる方もいます。

 学部時代は、末廣昭先生の『新興アジア経済論 キャッチアップを超えて』をベースにアジアの工業化とアジアのマクロ経済をベースに勉強してきた自分ですが、今は専門を変えて、農村開発を勉強しています。

 理由は、当初自分に自信がなく経済プログラムを主専攻に取らなかったことが一因です。ちなみに、経済プログラムは副専攻という形ではとりました。なお、現在の主専攻は、農村プログラムです。(なお、身バレをしないようプログラム名を編集しています)。

 さて、先日同期と話した際に聞かれたことがあります。それは、「修了後どうするの」ということです、もちろんですよね。遅かれ早かれ、社会に出なければなりません。

 でも、この業界すなわち、国際系の業界で本格的にはばたくのは、20代後半から30代なのです。すなわち、日本でいうところの学部新卒採用といった22、あるいは23歳に会社に入るのとでは、かなり事情が異なります。

 また、一生会社にいるということもあれば、転職することもあるかもしれません。けれど、自分の業界すなわち国際開発(協力)業界は転職が普通なのです。かつ、それに加えて、現場いわゆる勤務場所も変わり、時には仕事の内容が変わるので実に様々な仕事が経験できます。(飽き性の自分にとっては素晴らしい!!)

 そして給与面もなかなかにいいです。けれども、自分はお金のために働くのは嫌です。経済学を少しでもやった方ならわかると思いますが、自分にとってお金は(財を手に入れるための)「交換手段」なのです。

 

 そして、自分のこのブログを通じて伝えたい「価値理論」の話に戻しましょう。

 本日国連で働かれている方にお話をお伺いした際に、「とりあえず動け」とおっしゃっていただきました。当然ですよね、文系の院のほとんど多くの方は納得してただけると思うのですが、毎日英文読むのは正直しんどいです。新しい気づきが得られるとわかっていても、とてもしんどいです。

 ちなみに、英語を読むのがしんどいのではなく、「既存のものに対して自分がいかに貢献できるか、あるいは先行研究にどういった貢献(主にはここでは学術的貢献を指す)ができるのか」を自分の頭で考えるのは意外と大変です。

 

 それを円滑に行うためには、院生同士の「ディスカッション」が必要不可欠です。しかし、自分のように留学生とだけ仲がいいと、こういうときに自分の考えをまとめる際に基本的に「自分の頭の中で一人で考えてしまう」のです。おかげで、考える力が身につきました。(考える癖もついてきました。)←おかげで考えすぎといわれます…笑

 もちろん、留学生の力を借りて、英語でのディスカッションをするときもあります。(おかげで、入学時と比べて英語はかなり伸びました)。

 しかし、いざというときは本当に困っています。その際には自分は学会を通じて出会った人と意見や情報を共有しています。(もし、メンバーになりたいかたいましたら連絡ください。)

 でも、こうしたこと(もちろんこのブログを始めたことも)自分が動いたからです。今は、評価されなくてもやがて、その行動をみた誰かがあなたのことを応援してくれてることでしょう。

 そのため、「夢に近づくためには動け!そして誰よりも早く行動しましょう!!」

 では、またsee you next time. 

 

 本日の名言:「人は死んだことに後悔しない。ただ、後悔するのは死ぬ間際に自分がこの世界に対して何もできなかったと思うこと、それすなわち、後悔なり。」